つぶきゃらは戯書とは異なり、基本的には育成指針が全然自由にならないゲームである。
自由にやりたいならそれこそステ振りやスキル習得が自在に操れる戯書をやれば良いんであるが、(ある程度の法則性はあるものの)ランダム性が高いつぶきゃらの楽しみ方としては・・・・

｢とんでもない｣に、出会いに行く。

ではないかと思う。

他人の戦闘ログ見てると・・・・
｢戦闘開始前に発動する攻撃スキルで敵全滅｣
｢ダメージが数万｣(一発16000ダメージはこの間私も食らった)
｢HPがよんまん超え｣
｢回復一発5000 over｣
｢敵全員に5000超えダメージを三往復｣
こんなのゴロゴロいますわ。エアマスターの渺茫みたいなのや谷仮面の谷が群れ成してる感じ。
いや、エアマスターや谷仮面ならまだ良いが、巨人の星にアパッチ野球軍とかイッキマンがいる様なもんですよ。

元々の戯書の戦闘システムはそれなりに練られてバランスも考えられてるみたいだが、素っ頓狂なステータスが発生するつぶきゃらでは全てのバランスが最初から崩壊している事を前提にしているとしか思えないのだ。

ここで、私が到達した真理は3つ

｢1985年の阪神優勝時のバース様でさえ打率は3割5分｣
｢世の中に理不尽はある。世界はワタシに優しくなく、多分ニャルラトホテプとか本当にいる(つぶきゃら世界に)｣
｢理不尽に立ち向かう自キャラの背中に物語を見出せ｣

筋肉少女帯のタチムカウではないが、もう完全に勝つの無理っス状態のPCも確実に数百は居ると思う。もうこれは事故なんです。トースト咥えて曲がり角でアザトゥースに出会ったらSANチェックする間もなく死ぬんですよ。うっかりジャリダンプを居眠り運転して交差点に突っ込んでも、渡りかけの人がダオロスだったら地球ごと滅ぶんです。
ただ、アザトゥースと出会ってもニャルラトホテプ様が気まぐれで何か介入してくれたら助かるかもしれないし、運良く貴方はダゴン様にすら出会わないかもしれない。

見える世界の深奥になんかヤバげな生き物がうごめいていて、もーどーしょーもねー状態が渦を巻いている・・・・多分それがバランスを全て｢偶発性｣という物に委ねたつぶきゃら界の真実なのでしょう。

スーパーリアルマージャンでコイン入れたら天和が炸裂するかの如く、我々のPCの命は儚く消え去ります。


｢1985年の阪神優勝時のバース様でさえ打率は3割5分｣
｢理不尽に立ち向かう自キャラの背中に物語を見出せ｣

これ、多分本当に真理を突いていると思います。